冬虫夏草


図書館の新刊のコーナーで見つけて借りましたが、
『家守綺譚』の続編でした。
前編の流れがわからないままに読みましたが、
またまた不思議な世界ですね。
河童の子どもやイワナの夫婦が出てきたり
幽霊がついてきて、枕元に立ってお願い事をしたり・・・。
1章毎に植物の名前がでてきたり・・・。
植物図鑑が必要でした。
梨木さんといえば、私の中では、
「西の魔女・・」より、「沼地のある森を抜けて」
のぬか床の話が印象的です。
話の題材が「ぬか床」という驚きは
何年たっても忘れられません。
不思議な世界です。
機会があったら、「家守綺譚」も読んでみたいです。