2013-01-01から1年間の記事一覧

永々の0

早速観てきました! 放映前のマスコミ宣伝が、長期間にわたりあまりにもすごかったので、この宣伝費のかけかたはどうなんだろう?どんな映画なの?と期待半分の疑心暗鬼な気持ちで観ましたが、すご〜く満足でした! 私的には、ここ数年来のヒット作です! も…

さようなら、オレンジ

親類の喫茶店の店主の方が発行してみえる季刊新聞の中で、おすすめの本として紹介してみえたので読んでみました。 読んでいる最中に芥川賞の候補として上がっていたので、ブームの先取りのようで、ちょっと嬉しかったです。 分厚くもなく、刺激的でもないで…

かぐや姫の物語

早朝からの仕事で、すごーく疲れてからの夕方に観てしまったので 何度も何度も睡魔が押し寄せて・・・・。 すごくいい雰囲気の水彩画のようなタッチの映像は美しかったし 綺麗な声の歌も聞こえて、いい感じだったのですが。 月に帰るシーンでは、近くの席の…

九月の雨

小さな玉手箱のような、ほんわか心休まるお話でした。 誰にでもあった、少女の頃の気持ちや、少年の頃の思いなどを ちょっぴり、甘酸っぱい気持ちで思い出すような・・・。

利休にたずねよ

残念な事に、レビューの点数が初めより随分下がってますね。 日本の古き良き時代の格調高い雰囲気は充分感じられたのですが、 原作を知らないし、利休の時代背景や人柄をよく知らない私は 「そうなんだ!」という感じでした。 茶人が世の中を動かすほどの影…

デシート

作者の方が元探偵事務所にお勤めだった経験から、 探偵の目線で書かれたミステリーでしたね。 登場人物の二人の人のそっくりさんを見つけて、トリックを仕組むというのは ちょっと無理があるかな?と思ってしまいました。 (記憶喪失という設定は、なるほど…

キャプテン・フィリップス

2009年に実際におこった海賊の事件、実話の映画化だそうですね。 本当に、スリリングで緊張感があって、手に汗にぎる映画でした。 初めから終わりまで、ほとんど緊張していたので、見終わって解決して やっとエンディングでフッと息を抜けた感じ。 トム…

42〜世界を変えた男〜

ジャッキー・ロビンソンという、アメリカの実在した方の実話だそうです。 黒人への人種差別は、本当に過酷なものだったのですね。 「卑屈にならずに」、「プライドを傷つけられずに」、 「やり返さない勇気を持つ」、というのは、 私が考えても、「我慢する…

世界地図の下書き

今までの朝井リョウさんとは、少し違う雰囲気です。 自分自身の周りの世界の作品が多かった気がするのですが、 これは、少し懐かしい気配の漂うお話でした。 エンディングでは、涙のこぼれるシーンが続きました。 幼い子どもの心が傷つけられるのは、心が痛…

謝罪の王様

[ とある教育誌に、この映画について 「抱腹絶倒、誠意のある謝罪」というような紹介文があったそうです。 それを読んだ主人が「是非観たい!」ということで観ました。 でも、私には「抱腹絶倒」ではなかったですね。 もっと、笑える部分を期待したのですが…

沈黙の町で

直木賞の「空中ブランコ」系のような、ノリの良さは全くなく、ひたすらリアルに中学生のいじめなどのテーマ問題に取り組んだサスペンスでした。 考えさせられる部分が多いお話でした。 色々な人の視点から書いてあるので、事件はひとつなんだけど、単純なも…

陽だまりの彼女

上野樹里さんの演技力は本当にすごいですね。 限りなく可愛らしくて、存在感もあって。 今回は、あのフワフワした髪型がとても素敵でした。 松本潤さんの人気で、ちょっとレビューの点数は甘いかな・・と 思いますが、切なくてほんわかしていいお話でした。 …

水の精霊 第Ⅳ部 ふた咲きの花

作者はこのお話の舞台である、四万十川近くの出身の方みたいですね。 あとがきの文章を読むと、セゴシという人々が 本当に存在していたように書いていらっしゃいますね。先日来の伊勢神宮の遷宮の記事を読んでいると、 神様が通るとみんな風を感じるそうです…

そして父になる

「これは絶対見逃せない!」という勢いで早速観てきました。 良かったです。 福山さんは勿論、リリー・フランキーさんもすごい存在感だし、真木よう子さんの黙って子どもを抱きしめるシーンには、涙が出ました。 6歳までの育児に注ぐエネルギーと愛情を思い…

水の精霊  第Ⅲ部 呪術呪法

このシリーズを一生懸命読んでいる今、世の中はちょうど伊勢神宮の遷宮で盛り上がっていて、余計に伊勢市や宝物の刀などが身近に感じられて、不思議な気分です。 日本の歴史の古い古い部分に思いを馳せています。 作者の、この本を書くためのすごい量の知識…

許されざる者

Yahoo!のレビュー採点が2,98点と結構厳しい点数がついていたので、 一瞬、どうかな?と迷いましたが、観てみたらやっぱり渡辺謙さんの主演だけあって、見応えのある映画でした。 残酷なシーンや殺戮シーンでは、怖かったので何度も目を覆いましたが 苦笑。 …

少年H

夏の間に観たかったのですが、なかなか時間が取れず 秋風が吹きはじめた頃になって、やっと観ることができました。 よかったです!予想よりも満足して帰ってきました。 キャスティングも豪華メンバーでしたね。 子役の少年も一生懸命さが伝わってきてよかっ…

水の精霊  第Ⅱ部 赤光

主人公が大学生になって、色々悩んだり迷ったりしながら 大人になっていく様子が書かれていました。 上高地から、槍ヶ岳の登山は、素人には無理でしょうか? すぐ、その気になってしまいます。 苦笑

ホワイトハウス・ダウン

アクション映画だけれど、予想よりほのぼのとしたお話の 映画でした。 あの大統領は、オバマ大統領をイメージした方ですよね、きっと。 とても理想的ないい方として描かれてましたね。 お嬢さんがすごくキュートで可愛らしかったです。

水の精霊 第1部 幻の民

これは、単なるファンタジーではない気がします。 すごく惹かれる話です。 ちょうど四万十川が最高気温を記録して、 ニュースになった頃から読み始めました。 テレビでも取り上げられてて、紀行番組も偶然見ました。 絶対四万十川に行ってみたいです。 セゴ…

風たちぬ

家族みんなで観てきました。 笑 息子たちは文句なく良かったようです。 次男はもう既に観ていたのに、「付き合って、もう1回観てもいいよ。」 で、二人の感想は、「技術者っていいなあ。憧れるね。」上にアップした、このシーン、何回も出てきて 気になって…

カカシの夏休み

久しぶりに重松清さんの本を読みました。 ちょうど今の夏の季節のお話で、私の家族も教員なので、 教員の話はとても身近に感じました。 全体に中年男性の哀愁が漂っていたように感じます。 ちょっと疲れが見える中年男性の背中を見たような印象です。

奇跡のリンゴ

無農薬のリンゴ作りを研究する、実話に基づいたお話だそうです。 貧困の日々を、ひたすら健気に我慢し続け夫を支える妻。 すごいね〜! お話としては、感心するけど、私にはとても無理だな〜。 8年、9年、10年は耐えられないなあ。 あの、土を食べるシー…

真夏の方程式

しばらく忙しかったのですが、久しぶりに映画に行くことが出来ました。 仕事のあと、夕食後に片付けもせず、大急ぎで映画館へ! 宮崎監督の「風立ちぬ」が封切りになったので、そちらも気になったけど まずは、もう放映が終わってしまいそうな東野圭吾のガリ…

命の後で咲いた花

この方の本は、今回図書館の新刊紹介のコーナーで見つけて 初めて読みました。 実は、最初に開いた「あとがき」が、 すごく面白かったので借りました。 シリーズで色々出してみえるようですね。お話の内容は、表紙の絵や題名のイメージとは少し違って、 私に…

何者

予約していた本がやっと手に入りました。 同じ年頃の息子がいて、同じような生活をしているので、会話も行動もすごくリアルに想像できて(出来すぎて)、読後の最初の感想は、「痛いなあ〜・・・。なんか、痛すぎる感じ・・・。」 傷つきやすい年頃の若者が…

ことり

以前読んだ、この作者の「猫を抱いて象と泳ぐ」を思い出しました。 最初から、最後まで、静謐な世界。 耳を澄まして、小鳥の声を聞く日々。 揺らぐことなく、変わらないスタンスの生活と行動の兄弟。 こうやって雑念や邪念や迷い無く、生きていけるかなぁ・…

カッシアの物語

結構手応えのある分厚い本でした。 不思議な近未来が設定のお話。 管理された食べ物、仕事、生活。 そして、決められた寿命、決められた結婚相手。 読書の自由も無いところは、一瞬「図書館戦争」を彷彿させる部分がありましたが、私たちの未来がああいった…

神去なあなあ夜話

このお話の前作の「なあなあ日常」が、とても面白く新鮮だったので 期待して、図書館に予約してゲットしました。 前半は、ちょっと盛り上がりに欠けて、少しがっかりしてしまいましたが、後半は心温まる感じでいい終わり方でした。「自分が死んだあとも、そ…

はじまりのみち

あまり宣伝してないからでしょうか? 大きな映画館で日曜日に観ましたが、5、6人で貸し切りでした。 日本映画の黄金期を築いた木下恵介監督の生誕100年記念作の映画だそうです。 コンパクトな人数で作った、落ち着いた、いい映画でしたよ。 加瀬亮さんは、…