何者


予約していた本がやっと手に入りました。
同じ年頃の息子がいて、同じような生活をしているので、会話も行動もすごくリアルに想像できて(出来すぎて)、読後の最初の感想は、「痛いなあ〜・・・。なんか、痛すぎる感じ・・・。」
傷つきやすい年頃の若者が、自分の生身に擦り傷を作りながら書いた感じがします。本当ににこんな感じの若者が、こんな風に考えて行動してる存在感がありすぎて。
息子は、この本を読んだらどんな感想を持つのかなあ?就活中の若者はこの本にどんな感想をもつのかなあ?

就活って、ある意味本当に残酷で、厳しい試練だと思います。
何を評価されて、選ばれていくのかな?
特に男の子には、一生を左右されることだしね。
ブラック企業とか言う言葉の存在自体がこわいです。

朝井リョウさんは、どんな企業に就職されたのかな?
しかし、ともかく、このものすごくリアルな表現力には感服です!