そうか、もう君はいないのか


横浜で一人暮らしをしている次男が
すごく感動して泣けた本があるから是非読んでと。
言われた後、図書館に行ったら丁度あったので
早速借りて読みました。
作者の遺稿を集めて次女の方の
あとがきを添えて出版されたようです。

思い出がポツポツと綴ってある部分では
どうして泣けたのかなあ?
と思っていましたが、
わかりました。あとがきですね。
次女の方の文章が素晴らしく、
お二人がどんなに愛し合ってみえたか、
そして、どんな風に介護をされたか
その家族みなさんの様子を読むと
泣けました。

「五十億の中で、ただ一人「おい」と呼べるおまえ」

「冴え返る  青いシグナル  妻は逝く」

感謝して
感謝して
思い残すことなく、自分らしく死にたい。