アヴェ・マリアのヴァイオリン


今年の夏の高校の課題図書です。
このところ、タイミングが悪くて、
中々ゆっくり図書館に行けず、
意気込んで行ったら、金曜日なのに休館日だったり・・・。
でも、読みたい本が手元に無いのは、恐ろしく寂しいので、
仕事の後、あと閉館まで10分という情けない時間に図書館に駆け込み、
手当たり次第に借りてきた一冊です。  苦笑
史実に基づいたフィクションだそうですが
1丁のヴァイオリンにまつわるお話です。
アウシュビッツ強制収容所の悲惨なシーンは、
読むのも辛いばかりなので、途中でやめようかとも思ったのですが、
日本の坂東俘虜収容所のシーンになったら
すごく意外な展開になって、
希望の持てる気持ちになれました。
坂東の収容所の隊長の方が凄い人だと思います!
戦争の時代に立派に国際交流を実現させたなんて
その人の偉業だけでも映画がひとつ作れると思います。
四国の坂東という所は今でもあるのでしょうか?
その軍人さんが実在されたのなら、なんという名前の方でしょうか?
知りたいところですね・・。