調律師


本当に、「共感覚」という能力を持った人がいるのでしょうか?
ドラマでもみているような話の展開だなあと思って読んでいたら
途中で震災になって、雰囲気がガラッと変わってびっくりしました。
あとがきを読んだら、仙台出身の作者が、本を書いている途中で
震災が起こり、被災地を実際に見たら、話を変えてでも書かずには
いられなかったと。  なるほどと、納得しました。
被災地を目の当たりにするということは、そのくらい衝撃的なこと
なんでしょうね。